客観 Vol.211世の中にプロデューサーという仕事があるのはきっと人は自分のことになるとなかなか客観的に把握できないからなのだろう。分析見直し軌道修正を繰り返して物事は進む。いや進めたい。自分のこと。24Nov2024
音読 Vol.210文字量の多いテキストではなかなかできないのだが文章を作成してそれを提出する際には最後に音読をしてみることが多い。音読するとリズムを感じられるだけでなくまどろっこしい表現や重複表現不自然な「てにをは」や誤りにも気づくことがある。そして音読したら「なんだかつまらない内容だな」と感じてボツにしたこともある。ただ声に出すだけなのだけれど耳からも音を聴くことで少しだけ客観的になれる作業なのかなぁ。24Nov2024
詩と時 Vol.209『ポケット詩集』には茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」が収録されている。この詩を手元に置いておきたいと思って書棚にしまってあったものだ。この詩はいつ読んでも背筋がシャンと伸びる思いがするのだが時を経て詩集を読み返すと「聴く力」の鋭さや「汲む」の柔らかさに惹かれたりもして。詩は 若者だけのものではないのだないつ読んでもいいのだな、と。なんだかほっとする。今は情報が多すぎるからだろうか。日々否応なしに流れてくる情報よりもずっと本棚の中にしまわれていた言葉にハッと気づかされることがある。21Nov2024
夜空 Vol.207夜空を舞台にした光の造形。それを見上げる人の様子はとても素敵でこの瞬間をカメラに収めたいと思うほどだった。帰り道。J-WAVEから流れてきたのは「今日の満月は、ビーバームーンです」というお話。目の前に広がっているのは月の見えないどんよりとした曇り空だけれど。。。この曇り空を素敵なキャンバスにすることもできるのだ。暗ければ暗いほど光は映える。そんなことを話したいと思った今夜。16Nov2024
新しいメモ張 Vo.206新しいメモ帳を買った。何の変哲もないポケットサイズのメモ帳だ。日々街中で目にした出来事や言葉、偶然触れたメディアの情報などをきっかけに、浮かんでは消えるさまざまな考え。しかし、人の思考は常に動いているために、思い浮かんだアイデアや感覚は、あっという間に他の情報へとすり替わってしまう。かつて何かしらの企画をまとめたいときには、メモ帳をカバンに入れて持ち歩いていた。メモ帳が手元にあると、ふと脳裏をよぎったアイデアの種を失くさずに記録しておくことができる。さらに、好きなときに見直してブラッシュアップすることもできる。メモしたことのすべてが形になるわけではないが、そのメモが小さなきっかけになることもある。そして、思いついたことをメモすること...07Nov2024