Year-end Vol.219今年最後の日になって2024年が"第九"初演から200年の節目の年だったことを知った。ウィーンで交響曲第9番が初めて演奏された1824年5月7日。自ら指揮台に立ったベートーヴェンはすでに耳が聴こえず演奏後の客席の大喝采にも気づかなかったという。そんな出来事から200年。いいことばかりではなかった2024年だけれど私には美しい場面や音が心に残った年だった。ありがとう2024残りあと1日駆け抜けましょう。30Dec2024
Let's rest Vol.217今日は1年で一番 太陽の出ている時間が短い日。今が一番暗いけれど明日からは光が増えていきますね。今日はなぜか心がざわざわして静かに過ごしたいなと思っていたのでこれまでできなかったことをしながら 1つお仕事を終えたご褒美にこんな日に聴きたい曲を探してみましたよ。 21Dec2024
星空カフェ Vo.216寒い夜は星がきれいに見えるそんなときに私は星空カフェがあったらいいのにと思う星がきれいに見えるのは明かりが少ない場所だからそのカフェはすこし街から離れたところにあって薪ストーブが置いてあったりしておいしいコーヒーを飲みながら日常のことなんかすっかり忘れて時をすごすの帰ったら気持ちよく眠れるようにメニューにはカフェインレスコーヒーもあるといい夜のドライブの目的地になりそうな星空カフェあったらいいな12Dec2024
昆虫 Vol.215かつて昆虫と考古の2冊の学術雑誌を担当していたことがあった。考古のほうは大学の図書館でまさにその雑誌を目にして「自分にはこんな本が合っているんだけどな」と思っていたものだったので偶然その雑誌を担当することになったときにはとても驚いたのだがそういえば、これまでもずっとファンだった人に偶然会えたり会いたいと思っていた人に会えたりしたことがあった。一方、昆虫の分野は門外漢で初めて知ることも多く、新鮮だった。昆虫の学会はプロとアマチュアが支え合って成り立っていることにも特長があり研究の第一人者も昆虫愛好家も同じように虫取り網を振っているところは何だか微笑ましくも感じられた。昆虫の研究からは環境や分類をはじめさまざまなことが分かる。また甲虫、...11Dec2024
心拍数 Vol.214「最も人を感動させられる楽器は人の声だと言われます」小学校の夏休みに合唱の練習をしていた時に先生がこう言った。"第九"は合唱のある第4章でクライマックスを迎えることから今日はこの言葉を思い出していた。会場に着くとホールの席は真ん中から後ろにかけてがすでに埋まっていた。前の方へとのことで歩いていくと2列目が空いていた。少し前過ぎるかなと思ったけれど「こんな機会はなかなかないだろうし」。。と前から2列目の席に座った。こんなに前で演奏を聴くのは初めてだ。その席は運指までもがよく見えて演奏者と目が合いそうな近さだった。フレーズのパート移動や掛け合いを目の前で見ていると自分も演奏に参加しているような気持ちになった。そしてあまりの近さからその音...08Dec2024
心に太陽を 唇に歌を Vol.2132019年、東京都美術館でクリムトの《ベートーヴェン・フリーズ》の原寸大複製を観た。それは展示室いっぱいに天井近くに描かれた壁面を再現したもので私はスケールの大きな作品を見上げながら ”第九”の世界観を想像していた。https://rippusha.com/?p=1563”第九”こと ベートーヴェンの「交響曲第9番 二短調 作品125」は人類の友愛と平和への祈りが込められた曲だ。年末の風物詩と言われる”第九”だが私はこれまで聴きに行ったことがなくいつか聴いてみたいと思っていた。幸か不幸か週末の予定がなくなってしまったので「それなら聴きに行ってみようかな」と思い立ち今日、県民演奏会のチケットを取った。1人だけれどべ、べつに平...02Dec2024
冬の朝 Vol.21212月になりましたね。2024年への名残惜しさもしみじみと感じられる日曜の朝です。少し寒いけれど録画していた何度目かのアナ雪を観ながらぼんやりしていると冬も清々しくていいものだなと思えてきます。30Nov2024