かつて昆虫と考古の2冊の学術雑誌を担当していたことがあった。
考古のほうは大学の図書館でまさにその雑誌を目にして
「自分にはこんな本が合っているんだけどな」
と思っていたものだったので
偶然その雑誌を担当することになったときには
とても驚いたのだが
そういえば、これまでも
ずっとファンだった人に偶然会えたり
会いたいと思っていた人に会えたりしたことがあった。
一方、昆虫の分野は門外漢で
初めて知ることも多く、新鮮だった。
昆虫の学会は
プロとアマチュアが支え合って成り立っていることにも特長があり
研究の第一人者も
昆虫愛好家も
同じように虫取り網を振っているところは
何だか微笑ましくも感じられた。
昆虫の研究からは
環境や分類をはじめ
さまざまなことが分かる。
また
甲虫、チョウ、ハチ、ハエ、カメムシをはじめ
昆虫はとても種類が多く
日本で発見されているだけで約3万種
世界中にはまだ発見されていない昆虫がたくさんいて
全体では数百万から数千万種にのぼるのではないかと言われる。
新種が発見されることも多いので
研究はきっと楽しいだろうな。
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