混沌 Vol.194今月中のお仕事がいくつか重なってしまい時間が足りるかなと心配していたけれどなんとか最終日を迎えた。混沌とした状態から道筋が見えてきた今日。少し安心して「今夜はもう眠ろうか」という気持ちになりひと息つくための飲み物を買いに24時間営業している近くのお店へと向かった。何かを生み出すときにはいつでも混沌のなかをさまようところから始まる。その時が一番苦しくて少し不安でもあるけれどそこから抜け出した時にはちょっとした達成感がある。でもそれはすべて自分の中で行われる作業なので特に褒められることも誰かと喜びを分かち合うこともない。深夜の街で横断歩道を渡ると信号がピヨピヨ、カッコーの鳴き交わし方式であることに気づいた。先日テレビで紹介していたあの技...29Jun2024
Ame no Oto. Vol.193雨予報の日。気をつけなければならない雨だという。本日新聞のコラムで寺田寅彦を取り上げていた。以前、勉強会で目にしたローマ字表記のあの「雨の音」だ。https://kyuurisha.com/ame-no-oto/(参考出典:窮理舎ホームページ「寅彦と露伴の「雨の音」」)雨の音は過去の音を集めたものである。18Jun2024
夏が始まった Vol.192原稿を1つ終え両手に本をかかえて市立図書館に向かった。普段は通らない小さな公園の中木陰を探して歩く。そうか、日傘の出番か。このごろは梅雨の前に本格的に夏になってしまうようだ。とりあえず今夜は脱稿の安心感で快適に眠れるといいな。16Jun2024