新しい世界に向けて、動き始めた社会。
変化には、身体が一番先に反応するものなのかもしれない。
ステイホームと言われた頃
夜がいままでより暗く思えて、変わった夢をみた。
やっと社会が動き始めたにもかかわらず
今、なぜかその時と同じような気持ちになる。
新しい世界にも希望はあるし
新しい仕事も生まれる。
成長する事業もあるだろう。
新しいシステムを構築するチャンスだと。
だけど
新しい世界という言葉の明るさには
身体がついていかない。
その世界を構築するまで
悲しんでいる暇はないことに我々は気付いている。
仕事だってもちろんする。
日本人は我慢強くて
泣いたり感情を露わにすることをしない。
でも
身体の中に積もってくる悲しみの存在から目をそらしていると
いつか笑うことができなくなる人が
多くなってしまうかも。
そんな不安を
なぜか身体が覚える。
人と逢ったり、話しをしたり、触れたりすることのできた
新しくない世界を想う、深い夜。
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