中央道から見えるのは一面桃色のじゅうたん。のどかな春に触れる、釈迦堂遺跡博物館【山梨県笛吹市】Vol.002

中央自動車道を走るなら、4月がいい。山梨県笛吹市の一宮あたりには、一面の桃畑が広がっている。まさに桃色のじゅうたんのようだ。

その一宮の高台、まるで桃畑の中にあるような「釈迦堂遺跡博物館」は、のどかな雰囲気の桃の花スポット。釈迦堂PAに隣接しており、専用階段を上って歩いていくこともできる博物館だ。敷地内の色とりどりの花が楽しませてくれるほか、PAの向こうには広大な甲府盆地の借景が広がる。


博物館の目の前にある農園では、桃の木の苗の販売もしており、「草餅」の看板も。カメラ片手に訪れる人も多く、思い思いに桃の花を愛で、春の日を楽しんでいる。


桜より少し遅れて盛りを迎える桃の花。深い桃色が美しく咲き誇る季節の到来だ。甲府盆地は、自分だけの撮影ベストスポットを求めて、車を走らせるのも楽しい。


*** Deta ***

◆釈迦堂遺跡博物館

山梨県笛吹市一宮町千米寺764