桜のはなし Vol.280

「news zero」が始まる前まで
櫻井翔さんはFM FUJIで「SHO BEAT」というラジオ番組を持っていた。

それは日曜日の17時から始まる番組で
週末に山梨から東京へ帰る時間
父に甲府駅まで送ってもらった後、列車に乗り込むタイミングでよく聴いていた。
そして、番組が終わる頃にちょうど列車はトンネルに入り
しばらくラジオは聞こえなくなった。

2004年、そのラジオで「ペンの指す方向」という曲が流れた。

それは自身の大学卒業に合わせて作られた曲で
その後の「Still..」のラップ詞はこの曲を想起させるものだった。


交差するペンの指す方向と
いつか笑ってまた再会する未来の約束。



2004年、桜が満開の頃に私の父は亡くなった。
きれいに咲いた桜を見せてあげたくて、一枝もらって病室に持っていったら
とても怒られたことを覚えている。


その入院先に通いながら
車のラジオで「SHO BEAT」を聴いていた。


桜は大好きなのに
この時期が過ぎると、なぜがほっとする。 


生きていれば
会いたいひとにはまた会うことができる
と思える。

Ki・Ma・Ma いつもの日々 with camera

ANTIQUE × Camera 変わらないのがいい、いつもの日常。