バタフライ Vol.226降水確率を見ると夕方頃から20%から40%と出ている。ここ数年日本や世界で雨の多さや乾燥が災害をもたらしている。人工的に雨や雪を降らせるクラウド・シーディングという技術は防災に上手に活用できないのだろうか。天への人の介入はバタフライエフェクトの一歩となってしまうのだろうか。21Jan2025
1995.1.17 Vol.225その日私はインフルエンザで寝込んでいた。夕方16時頃にのそのそと起き上がってテレビをつけると興奮気味のアナウンサーの声とともに高速道路が倒れている様子が画面に映し出されてこんなに大変なことが起こっているのに私は知らずに寝ていたのかと愕然とした。当初、その地震は「平成7年兵庫県南部地震」と呼ばれていた。これは気象庁によって発表された名称だった。その後、被害の大きさが知られるとともにメディアは地震に名前を付けるのは我々の役割とばかりに「大震災」という言葉を使い始めた。それまで震災と言えば大正12年の「関東大震災」が伝えられるだけだった日本でビルや建物が壊れる場面がテレビに映し出されたことは大きな衝撃だった。その後、2月になり災害の名称は...17Jan2025
夢 Vol.224先日、「このあいだサファリパークに行ってきたんですよ」という人に偶然会って、思い出した。私はずっとサファリパークに行きたかったのだった。動物が檻の中にいる動物園やペットショップに行くとなんだか気分が落ちてしまうのだがサファリパークならこちらが檻の中のはず。きっと楽しいだろうな。。。(妄想中)と思っていたのに、そんな夢そのものをいつしか忘れてしまっていた。(近年はCMが流れていないからかも)そうだ、夢があいまいではきっと叶えられることはないだろう。いつか行ってみたい場所、それはサファリパークです!人生最後の日に後悔しないように覚えておこう、そうしよう。15Jan2025
日曜日 Vol.223すこし暖かくなった日曜日の午後。ふと写真を撮りたくなって近所の公園へと出かけた。ここにはコロナ前に時々泳いでいたプールがあるが現在は天井の修繕を理由に休館。園内の木々だけが寒さの中にも春の胎動を感じさせてくれる。12Jan2025
不等号 Vol.222いつだって文章は、混沌の中から生み出される。その作業は大小さまざまな物体や名前のない色をした流動体が混ざり合った状態から同じ色や形をしたものを取りだしてきれいに粒を揃えて並べていくようなイメージだ。整然と並んだ文章は心地よくいい響きで人々を陶酔させる。しかし、それは決して原初の混沌とイコールではなくて我々はあの混沌を表す言葉がないことを嘆いたりするのだ。この「文章」はたとえば「数式」や「モノの名前」「秩序」にも置き換えられるのだと思う。混沌の対義語は秩序だと言われるがいつだって混沌よりも秩序は小さくて。実際の混沌はとほうもなく大きい。そして秩序はわりと簡単にもとの混沌の中に戻ってしまうように思えるのだ。11Jan2025
寒波 Vol.221 寒波襲来とのことでなんだか冷えますね。新しい年になって10 日も経とうというのに私は年末からずっとまだばたばたしているような気がしています。。ふう。インフルエンザも流行しているようなのでどうぞお体を大切なさってくださいね。あたたかくしてまずはゆっくり寝なくてはね。08Jan2025
Year-end Vol.219今年最後の日になって2024年が"第九"初演から200年の節目の年だったことを知った。ウィーンで交響曲第9番が初めて演奏された1824年5月7日。自ら指揮台に立ったベートーヴェンはすでに耳が聴こえず演奏後の客席の大喝采にも気づかなかったという。そんな出来事から200年。いいことばかりではなかった2024年だけれど私には美しい場面や音が心に残った年だった。ありがとう2024残りあと1日駆け抜けましょう。30Dec2024
Let's rest Vol.217今日は1年で一番 太陽の出ている時間が短い日。今が一番暗いけれど明日からは光が増えていきますね。今日はなぜか心がざわざわして静かに過ごしたいなと思っていたのでこれまでできなかったことをしながら 1つお仕事を終えたご褒美にこんな日に聴きたい曲を探してみましたよ。 21Dec2024
星空カフェ Vo.216寒い夜は星がきれいに見えるそんなときに私は星空カフェがあったらいいのにと思う星がきれいに見えるのは明かりが少ない場所だからそのカフェはすこし街から離れたところにあって薪ストーブが置いてあったりしておいしいコーヒーを飲みながら日常のことなんかすっかり忘れて時をすごすの帰ったら気持ちよく眠れるようにメニューにはカフェインレスコーヒーもあるといい夜のドライブの目的地になりそうな星空カフェあったらいいな12Dec2024
昆虫 Vol.215かつて昆虫と考古の2冊の学術雑誌を担当していたことがあった。考古のほうは大学の図書館でまさにその雑誌を目にして「自分にはこんな本が合っているんだけどな」と思っていたものだったので偶然その雑誌を担当することになったときにはとても驚いたのだがそういえば、これまでもずっとファンだった人に偶然会えたり会いたいと思っていた人に会えたりしたことがあった。一方、昆虫の分野は門外漢で初めて知ることも多く、新鮮だった。昆虫の学会はプロとアマチュアが支え合って成り立っていることにも特長があり研究の第一人者も昆虫愛好家も同じように虫取り網を振っているところは何だか微笑ましくも感じられた。昆虫の研究からは環境や分類をはじめさまざまなことが分かる。また甲虫、...11Dec2024