Il quaderno di Nerina Vol.245いつかのこと。吉祥寺のとある書店。当時『朗読者』で注目を集めていた新潮クレスト・ブックスの棚は平積みにされている本の装丁も魅力的で、私は「どれを読もうか」と迷っていた。そこで強力に惹かれた作品がジュンパ・ラヒリの『停電の夜に』だった。ロンドン生まれで、両親ともにカルカッタ出身のベンガル人。ニューヨーク在住だというその女性作家のプロフィール写真は驚くほど美しく、彼女の立つ場所から紡がれる繊細かつ冷静な文体に魅了され、その後出版された『その名にちなんで』『見知らぬ場所』などの作品を読んだ。27Aug2025
The first day of autumn Vol.243盛夏だと思っていたら今日はもう立秋だった。こんな夏でも夏が終わるのはさびしいものだ。平和や世界と同レベルで天候や体調が気がかりな8月。やり過ごすだけの夏はどこか物足りない。だけど身体の不調が一番こわいのでまずは睡眠の質を意識して。。。あ、残暑見舞い申し上げます。そしてSweet dreams. 06Aug2025