Chandelier Vol.252

学生だった頃から
何度も見ていたシャンデリア。
いつのまにか暗くなった街に光が灯る。

少し古ぼけた気もする
その灯りは
無数の光で煌びやかに周囲を照らしながらも
自らの光の強さで
誰かを暗い場所に追いやることはない。

誰にも気づかれない程の
ふんわりとしたあたたかさが
心に灯るような夜。

特別な行事を過ごした過去の日や
理想を形にするであろう未来の日ではなく
ほかのどこにもない今を
美しく灯してくれる。 

Ki・Ma・Ma いつもの日々 with camera

ANTIQUE × Camera 変わらないのがいい、いつもの日常。