声 Vol.235

フジテレビのドラマ「119エマージェンシーコール」。
NHKのノンフィクション「エマージェンシーコール~緊急速報指令室」と同時刻に放送された第1回が地震速報で中断した影響もあり、途切れ途切れに観ていたのだが、このところ楽しみにしている。いや、決して楽しい内容ではないのだが、一度聞いた『声』や『音』を忘れない主人公が、周りや視聴者をハラハラさせつつも、仕事の意義や救命の知識をやわらかく伝えて、1時間後には通報者の無事が確認できて、感動も得られるところがドラマのいいところだ。


最近はドラマよりも、現実が深刻で困る。
寒波による大雪の報道が気になった2月だが、実はこのあたりは例年より雪も少なく乾燥しているからか、火事のニュースが相次いでいる。そういえば、このごろは「火の用心」という言葉や、夜9時の「カンカン」という消防車の警鐘を聞かなくなった。何もなければ用心もしなくていいのだけれど。


声や音には会話や響きを聴くだけでなく、さまざまな役割があることを知る、冬の夜。


Ki・Ma・Ma いつもの日々 with camera

ANTIQUE × Camera 変わらないのがいい、いつもの日常。