薪ストーブ Vol.260寒さが身に染みる季節になりました。どうぞ風邪をひかないようにしてくださいね。今日、スマホがおすすめしてきた画像。10年前の写真なのだとか。。それって、前の機種だよ。勝手に過去を掘り起こして見せてくるスマホさん。まあ、いいけど。05Dec2025
a starry night Vol.258今夜ひとつ仕事を終えて、外に出たら降るような星空。しばし立ち止まりオリオン座を目印にシリウス、ペテルギウス、アルデバラン、木星を探し「あぁ、星座早見表がほしいな」と思った。家の近くではよく見える星たち。でも、信号や照明が瞬く交差点に近づくとまったく見えなくなってしまう。だから、星空の夜はいつも空を見上げて、しばし立ち止まる。するとどこからか私を呼ぶ、猫さんの声。ここでなにをしていたの?よるのおさんぽかな。28Nov2025
刻々 Vol.256数日前、車に乗っているときに「撮りたいな」と感じたイチョウの木に出合った。上手に撮れるかどうかわからないけれどカメラを持ってまたここに来ようと思っていた。次の日は、強風でどんよりとした曇り。その次の日も、行くことができず。。。ああ、このまま落葉してしまったらいやだな。いや、もう少し待てばイチョウの葉の絨毯が撮れるの?刻々と過ぎていく時間を想う。いまでなければならないこと。19Nov2025
こぼれおちるもの Vol.254先月のこと。 SNSにそれまで万博の話をよくしていた息子さんが閉幕以降はまったくその話題を口にしなくなったというエピソードを書き込んでいる人がいた。「もう熱が冷めてしまったのかな、あっさりしているな」と思ってそのことを聞いてみると息子さんのこたえは「だって万博の話をすると泣いちゃうから」だったという。私は、この話がそれからずっと心の中にあったのだけれど、うまく言葉にすることができなかった。それは、この話の続きにはどんな言葉もふさわしくないことを心の奥底で感じていたからかもしれない。簡単な言葉に置き換えることで、こぼれおちてしまうなにか。その何かのほうがよっぽどたいせつなんだよ。 04Nov2025
Chandelier Vol.252学生だった頃から何度も見ていたシャンデリア。いつのまにか暗くなった街に光が灯る。少し古ぼけた気もするその灯りは無数の光で煌びやかに周囲を照らしながらも自らの光の強さで誰かを暗い場所に追いやることはない。誰にも気づかれない程のふんわりとしたあたたかさが心に灯るような夜。特別な行事を過ごした過去の日や理想を形にするであろう未来の日ではなくほかのどこにもない今を美しく灯してくれる。 18Oct2025
めぐるもの Vol.251万博の入場者数が連日のニュースになっていた9月のある日。私はSNSで“イタリア館が展示に力を入れているのは日本への恩返しだろう”という趣旨の投稿を見つけた。そのソースが気になって調べてみると、確かに政府代表が「イタリア・ミラノ万博では、日本がとても美しいパビリオンを建ててくれた。その恩返しでもある」と語っていた。15Oct2025
EXPO 2025 Vol.250大阪・関西万博で入れたパビリオンは日本館、トルクメニスタン館、バーラト館の3つだった。大屋根リングの上も歩けたし、楽しかったな。閉幕まであと3日。なんだか名残惜しくて入りたかったけれど入れなかったパビリオンの動画などを観ている10月の夜。10Oct2025
クリア Vol.249ふと誰かが言っていた言葉を思い出した。「問題を解決するには、さらに大きな問題を背負えばいい」なんだか大変だな。。と思っているときにそれよりもスケールの大きな課題がやってくるとそれまで思い煩っていたことがとても小さなことのように思えてくる。これはその問題が実はたいしたことではなかったことに気づく機会を得た、と捉えるべきなのかもしれないが。そのような状況に陥っているにもかかわらずなぜか少し前より心が軽くなっているのは不思議なことだ。もしかしたら人間が記憶としてとどめておける課題には許容量があってその許容量を超えてしまうと脳が勝手にキャンセルしてしまうのではないだろうか。やるべきことは、順番に淡々と。いつも平常心で機械のようにできたらいい...22Sep2025