はじめて訪れた、塩山の放光寺。
本堂の前が蓮で埋め尽くされていて、とてもきれいだ。
ここで今開催されているのは、特別企画展「古今蓮葉」(2020.8.22〜30)。
ろうけつ染めの美しい作品を観ることができる「染色作家・古屋絵菜特別企画展」は
放光寺の空間に寄り添うかのような素敵な展示になっている。
そして、もう1つの目玉は
放光寺所蔵「法隆寺金堂壁画模写図」の特別公開。
昭和24年に焼失してしまった法隆寺金堂の壁画に描かれていた「阿弥陀三尊図」を
江戸時代末期の嘉永5年に知恩院初代管長が模写したもので、現存する最古の模写として伝えられているものだそうだ。
今年、東京国立博物館の特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」で展示されるはずだったが
新型コロナウィルスの影響で中止になり、今回の特別公開になったという。
偶然訪れた場所での貴重な出会い。
お抹茶もいただいて、満足満足。
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