子どもの頃に住んでいたところでは、近所の人たちが橋の上へ集まってきて、隅田川花火大会を見ていた。
隅田川花火大会は日本初の花火大会で、享保18年に八代将軍徳川吉宗が大飢饉による犠牲者の慰霊と悪疫退散を祈って催した水神祭に続いて、両国橋周辺の料理屋が公許により花火を上げたことに始まるという。
かつて両国の川開きと呼ばれたこの日の混雑は江戸時代からで、古典落語「たがや」に登場するほど。
今日もニュースで95万人の人出(実際には過去最高の103万5000人だったとか)だと言っていた。
4年ぶりに開催されるというのはなんだか嬉しいけれど、人混みの中を歩く人は下駄の花緒も痛いだろうし、駅も想像を絶する混み具合だろうな。
私はのんびり、テレビの前の特等席で観ようっと。
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