6月になりましたね。
英語のJuneはローマ神話の女神Junoに由来するとされます。
その夫である主神Jupiterは
ギリシア神話ではオリンポスの神の最高神Zeusです。
そして
6月といえば、雨。
夜になるとかえるの声も響き渡っています。
花ならアジサイ。
原色牧野植物大図鑑の「アジサイ」の項目には「ガクアジサイを母種とした園芸種」とあり、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、ベニガク、ヒメアジサイ、エゾアジサイのほか多くの種類があります。
和名のアジサイは青い花が群れて集まることから、集まるの「アジ(アツ)」、真「サ」、藍「イ」が略されたものとのこと。
一方、「紫陽花」の表記は白楽天の漢詩に由来するとされ
その漢詩を簡単に紹介すると
招賢寺に1本の山花があり
その名を知る者はいない。
色は紫で香り高く
芳しく可愛らしく
仙界の花のようなのに
誰も名を知らないというので
私が君を紫陽花と名付けよう。
というもの。
陽に映えてそこに咲いていた紫の花を可愛らしく想う気持ちが伝わってくる
なんだか素敵な詩ですね。
白楽天が名付けたその花が
アジサイであったかどうかはわからないそうです。
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