紫陽花の品種 Vol.67

紫陽花が咲き始めた６月。

こちらはたぶんヒメアジサイ（姫紫陽花）。

こちらは、いつだったかの母の日の鉢植えを庭に下ろしたもの。

買ったときには額が出ていて、スミダノハナビ（隅田の花火）と記されていたように思ったのだが、前と同じようには咲かないのかな。花びらの形は万華鏡に似ているが、どうやらそのどちらでもないようで。。。丸みを帯びた長めの花びらが西洋種っぽい風情を漂わせている。

アジサイは、園芸品種を加えると2000種類ほどあるのだとか。この花の名前が知りたくて調べていたら、意外なことを知った。園芸用アジサイの母種はガクアジサイで、房総半島から伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島に自生する日本固有種なのだという。西洋アジサイは日本から持ち込まれたアジサイを品種改良したもので、それが大正時代に里帰りしたのだとか。

そう思うと、ガクアジサイの人気種でもある隅田の花火がいよいよ気になってくる。外出したらお花屋さんを覗いてしまいそうだ。困ったな。