夜、コンビニに出かけると
暗い中に
街路樹の花が明るく見えた。
「これが、花明りか」
本来、花明りとは満開の桜の花が闇をほの明るくする様子を表現する言葉だという。
その街路樹は、桜ではなかった。
だから、正確には花明りではないのかもしれないけれど
周囲を明るく照らしていて、なんだかとても美しかった。
夜の道を歩くとき
いつもは月を見る。
そしていつも、きれいだなと思う。
夜に少しだけ外に出たら
日中には見えなかった景色が見えた。
写真に撮れるかな。。。と思ったけれど
カメラを持ってもう一度外に出ることはしなかった。
これは、たわわに花をつけた利休梅。
夜の街路樹は、花水木だった。
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